富士山登頂レポート① 当時の様子や所感編

 

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というわけで富士山に登ってきたのだ。

 

 

動機

友人Aが3年ぶりに富士山に登るって言うのをディスコ越しに聞いてたら「一緒にどうすか?」って誘われた。人生経験として1回登ってみたいとちょっと思っていたため一念発起し了承。生半可な状態ではままならないことはさすがにわかるため結構な下準備を行った。

 

当日までに心掛けたこと

◯ウォーキング

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・6月10日くらいに富士山行きを表明してからウォーキングを始め、慣れてきてからは1日1万歩チャレンジ。ウォーキング前と比べて6kgの減量に成功した。

・これがなかったらマジで富士山登れなかったと思う。ただ全身運動と体重を意識しすぎて体力方面への意識が薄かったかもしれない。

◯腹筋ローラー

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・ローラーを回す→筋肉痛になる→治る→ローラーを回す→のループ。効果があったかは…分からん!

◯肺活量トレーニン

ペットボトルを吸って潰したりすると肺活量が鍛えられるって記事をどっかで読んでちょくちょく実行していた。たぶん役に立っている。

いざ実践!

 

登場人物

●僕

●友人A(主催)

●友人I

 

◯08/25 15:48 新幹線で東京入り。主催の友人Aとの合流時間まで時間があるため秋葉原を探索、ウインドウショッピングだけでおなかいっぱいになり離脱。すごい街だ。

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ウマ娘の広告もある。みなさんはコパノリッキー引けましたか?

◯08/25 18:40 友人A行きつけの店で美味いラーメンを食う。

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わさびマヨがアクセント抜群でウメェ!毎日食える。

◯08/25 22:00 翌日に備えて買い物などの準備を済ませ就寝。

 

◯08/26 07:00 起床。準備は終わっているため朝使うものだけリュックに詰めてバスタ新宿へ。

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◯08/26 09:05 バスタ新宿から富士スバルラインへ直通の高速バス乗車。バッテリーの容量に限りがあるのにプリコネだので遊んだ結果、富士スバルライン到着時点でiPhoneのバッテリーが50%を切る。アホ。

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・いよいよ始まるんだというワクワク感。

◯08/26 11:55 予定からちょっと遅れて富士吉田ルート登山口到着。

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・シーズン終わり間際のため人口密度が高い。ツアーも複数確認、東京はまだ夏休みか。

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・噂に聞いていた山価格にテンションが上がる。今回の富士登山を通してコーラゼロに1回も出会わなかった、これはよくないですよ。
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・Kの字から受諾したミッション達成、富士山メロンパン。うまい。

他にも焼きそばとかおやつを食べて腹ごしらえをしつつ高山の気圧に慣れておく。(すでに標高2300mくらい)

◯08/26 12:45 富士吉田ルートから登山開始。

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・天候は曇り、景色はおろか行き先も15mくらいしか見えない。もしかして既に雲の中なのか。

・友人Aから事前に教わった登り方で坂道をヒーコラ登る。心拍数を見ながらゆっくりめのペース、僕が一番山への耐性がないため二人を待たせてしまった。申し訳ない。

◯08/26 17:30 今回のプランの宿に到着。太子館という標高3100m地点の山小屋。

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着く少し前くらいから晴れ間が覗き、到着時には写真映えするロケーションに。

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・テンションが高くて変なポーズを取っている。

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・絶景ですね。

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・夜景もきれい。

◯08/26  18:00 夕食。山の上でご飯用意してくれてありがとうございます。

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この画像をTwitterにアップしたところ「刑務所のメシですか?」と言われました。ひどいことを言う人がいますね。

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・富士山公認アニメ ヤマノススメ

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・富士山に来てまでプリコネやるやつおる?

◯08/26 20:00 翌日に備えてチョー早めに就寝。山小屋は3人部屋でカーテンの仕切り、コンセントとWi-Fiあり、ベッドはなく固めの枕と寝袋がマットの上に置いてあり川の字で寝るイメージ(写真失念)。明日早いから寝るよ〜オヤスミ〜。

 

………寝れない!

・そもそもの体内時計と慣れない環境のおかげでさっぱり寝付けず、あーでもないこーでもないと眠れる体勢を探しているうちにおそらく3時間くらい経っている。

・結局枕を諦め鞄の中から雨具袋を取り出して簡易枕にすることでようやく寝付くことに成功、トータル4時間くらいか。初見の環境で寝るにはテクニックが必要らしい。手持ち装備を枕にすることを教えてくれた志麻リン女史ありがとう、あなたのおかげで多少眠れました。みんなもゆるキャン△を観ましょう。

https://yurucamp.jp/

 

◯08/27 4:30 起床。富士山に来たらご来光(日の出)見なきゃ!ということでとんでもない時間に起きた。朝食のパック釜飯とパンを頬張りながら日の出を待つ。

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たぶんこの後ろで太陽が出てるんじゃない?(推測)というわけで直接ご来光を拝むことは出来なかった。残念。

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それはそれとして景色が非常に良い。この登山だけでiPhoneのパノラマ機能を使いこなせるようになった。

◯08/27 5:15 登山再会。前日の疲れと空気の薄さが重なりさらにスローペースになるもなんとか登っていく。

◯08/27 5:32 日の出。

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実質ご来光ってわけよ。おはようございます。

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・今日は天気がいいので写真が沢山ある。これは先ほど出た宿がハッキリ見える〜ってテンション上がって撮影した写真。

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・山肌、傾斜がすごい。滑ってったら一気に下まで行けますよ(五体満足とは言ってない)

◯08/27 07:13 標高3400m。

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ゴールが見える!とテンションが上がった写真。実際はまだまだ長い。

◯8/27 8:19 9合目。

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体感的にはまだまだ先だが数字的にはもうちょっとなため、なんとかお互いを鼓舞しながら登っていく。もうちょいっすよセンパイ!!(同い年)

 

・そして……

 

 

◯08/27 09:15 山頂到着。

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・左の赤デブが僕です。

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・石碑で自撮り。めちゃくちゃ疲れてるけどアドレナリン満載で気にならない。

◯08/27 09:30 一休みしたあと最高地点を目指してお釜の周りを反時計回りに歩く。

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・どこを撮っても最高の眺め。山梨・静岡の街並みや湖、日本アルプスなどの山々も一望できる。

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・こっちはお釜側の写真。ここから溶岩が噴き出てたんですね〜。

◯08/27 10:50 最高地点(3776m)到達。

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成し遂げたぜ。

◯08/27 11:15 成し遂げたので下山口近くの山小屋で一服と腹ごしらえ。

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・山頂で飲むコーラ(500円)とカップヌードル(800円)は美味い。高いは高いが他に選択肢が…

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・山頂でガチャをキメるうえにピックアップ2枚抜きするやつおる?

◯08/27 11:35 もうちょっとゆっくりしたかったが、友人Iが急に頭痛を催し下山することに。 登った山は降りなきゃいけないんですねぇ〜。

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帰りは御殿場ルート。山梨方面から登り静岡方面へ降りる。

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・写真撮影時点ではいい天気。

◯08/27 12:35 休憩所で一休み。下りは登りよりも速い。

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頭痛でダウンする友人I。無事に下山できてよかったね。

◯08/27 13:00 下山再開。

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まだまだ天気はいいが…
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…次第に眼下の雲が増え続ける。つまり雲の中に入る…ってコト!?

◯08/27 13:37 大砂走り突入。クッション性の高い砂の坂道を6kmくらい走って駆け降りる富士山の一大アトラクションなのだが…

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全然見えない!!

・ちょうど雲の中のタイミングで大砂走りにぶつかってしまい、10m先が見えない状態で富士山の傾斜を駆け降りることに。1歩で3メートル進むと言われているので3歩先は見えない状況。

・でも走るのやめられねぇ〜〜〜〜!!!!!面白いくらいスイスイ進むためハチャメチャにテンションが上がり、3人でゲラゲラ笑いながら爆走。90分で標高差1100m、直線距離3kmを駆け降りた。

・絶妙な踏み心地と独自の走法により謎の中毒性を発揮し、3人の中で大砂走り語録が誕生した。以下抜粋。

「大砂ランに慣れちゃってその前どうやって歩いてたか忘れた」

「(平地を歩いて)こんなんゼロ砂走りじゃん!死ぬでしょ!」

「砂ロス」

「砂かえして」

「ここらへん中砂くらいあるな」

「この道は小砂くらいしかない」

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・砂を求めて右往左往する友人A。

◯08/27 15:03 大石茶屋着。御殿場ルートスタート地点付近の数少ない山小屋、おみやげもたくさん売っている。部屋着に富士山Tシャツを買おうと思ったが理性が働きやめた。

◯08/27 15:18 富士山御殿場口到着。

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・無事下山まで完遂。市営バスで御殿場駅→高速バスで新宿と戻り、20:30くらいに友人A宅到着。無事帰れてよかった〜。

◯08/27 21:00 ラーメン屋で〆の油そばをキメる。

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味変でガーリックぶち込んでジャンク度アップ!疲れた体に染みる。

◯8/27 23:00 友人A宅着、シャワー浴びたり洗濯したりしてたらさすがに活動限界に。そのまま就寝、お疲れ様でした。

 

所感

・まずは五体満足で登山を完遂できたことに感謝。友人2人と富士山の関係者に御礼申し上げます。

・山頂付近で快晴になるなど、天候に恵まれてスーパーハッピー。この眺めのために登ってきたのだ。

・高山病の回避が最重要。友人Iが高山病で酷い目にあった話を聞いていたため、細心の注意を払って登山に臨んだ。

・深呼吸めちゃ大事。頂上になると地上の65%しか空気がないため、いつもどおりの呼吸だとすぐに高山病になってしまう。意識しないと深呼吸が疎かになり、高山病の足跡が近づいてくる(頭痛のタネみたいなのを感じる)

・ペースを守ることも大事。一気に登ろうとすると息切れを起こして、これまた高山病のリスクが高まる。心拍数や血中酸素濃度の測定も適宜行おう。

・足が疲れにくい登り方なんてのもある。理論は聞いて実践もしてみたが会得したとは言いづらいのが現状、要練習。

 

長くなったので今回はここまで、次回は装備や荷物について書きます。